#59 パリ日記A  成田−ロンドン−パリ       砂の城
#924/925 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/ 9  20:58  ( 47)
パリ日記A  成田−ロンドン−パリ   「砂の城」
★内容
成田を7/26 12:30にTAKE OFF。まずは、
ロンドン(ガトウィック空港)まで、12時間。空の旅は、
バージンAIRで快適。   (^_^)
ロンドンには、同日16:45に到着。だから日本との時差
は、9時間だけど今は、サマータイムなので8時間ね。
エジンバラに向かう連中と別れ、ここからは、奥さんと2人
きり。期待と不安のなかのトランスファー手続きです。
久々にきくEnglishに奥さんとボディランゲージで対
抗。6−5でかろうじて勝利をものにして、手続きが終了。
(負けた時は、強制送還・・??)
少し時間があったのでロビーで人間ウオッチング。(いやー
外人さんの多いこと・・・???)
20:00 あこがれのパリへ。利用航空会社は、ダン・エ
アー・サービス(英国)と、まったく聞かない名前だったけ
どそうわるくもなく飛行機は、21:55パリ(シャルルド
ゴール空港)に無事到着。
それにしてもここ(ターミナル1)は、方向音痴の私たちに
は、本当に分かりにくかった。 それでも人の流れにのって
手荷物をとり、なんとか入国できました。
到着ロビーにでると旅行会社の現地係員から出迎えをうけ、
タクシーでホテルへ。 もう深夜だったので時速120キロ
で、ふっとばし市内まで、約20分でした。(パリのドライ
バーは、ほとんどがスピード狂!!)
ホテルは、メトロのル・モンマルトルから徒歩3分の繁華街
にある3星クラス。ロビーもなかなかおしゃれなので、奥さ
んとホッと一安心。
エレベータで4Fまで上りドアが開いて、ア然!!通路の幅
が、80センチ程しかなく、しかも少しづつかたむいてる・
・・・急いで部屋のドアを開けて、ガク然!!
6畳一間の下宿みたい・・・・・。
そういえば、ヨーロッパのホテルってロビーが立派でも、部
屋がひどいのずいぶんあったなァー・・・。
前途多難と思いつつも夜はふけていくのであった・・・。
              − つづく−
オープニングメッセージ、若旦那さんの心遣いうれしいかぎ
りです。
こぼたん了解です。アグネス チャンちゃんのようなもので
すね・・・? (^_^;) ちょっと違うか(笑)失礼しました。
                     「砂の城」
#58 パリ日記B    ルーブル−凱旋門−カフェ     砂の城
#929/929 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/12   0:39  ( 53)
パリ日記B    ルーブル−凱旋門−カフェ  「砂の城」
★内容
1日目。 朝7:00目がさめるとそこはパリだった・・・。
おしゃれぇー!! (^_~)  さっそく朝食を食べようと食堂にいきま
した。 メニューは、フランスパン、カフェオレ、オレンジジュース
だけ。そうです、フランスやドイツの朝食は、コンチネンタルスタイ
ルなので、朝食といってもパンとコーヒーというのが、一般的。英国
のブリティシュスタイルの朝食に比べるとかなり質素ですが、なぜか
これが、「うまい!!」のです。お腹を満足させていざ、出陣。
パリ市内の私たちの足は、やはりメトロです。とりあえず、メトロの
駅に行きチケットを買いました。 5日間の滞在なのでクーポン・ジ
ョーヌ(月〜日まで有効の一週間券。月曜発行)がお得なのですが、
本日は、金曜なので、2等のカルネ(回数券)を買いました。
さっそく、ルーブル美術館へ。朝一番だったので、待ち時間もほとん
どなく、入館できました。展示品は、ご存じの通り、モナリザ、ビー
ナス、サモトラケのニケ像・・・・・。あれもこれもと、欲張って見
てまわると重労働です。   でも、みたい・・
とりあえず、館内は、カメラ・ビデオの撮影は、OKです。ただし、
ストロボは、ダメ!だから、ヨーロッパでは、高感度フイルムが、必
需品です。 それと、最近のカメラは、暗い場所だとかってにストロ
ボ撮影をしてしまうので、要注意です。 結局館内に4時間程居て、
何を見ても、何も感じないようになったので、外にでました。
メトロで、シャルル・ドゴール・エトワールまで移動し、凱旋門へ。
昨年は見るだけでしたが、今年は、登りました。 登るには、エレベ
ーターと階段があります。私たちは、階段を選びました。 よし!行
くぞ!と登りだしは、良かったけど屋上に着いた時は、汗ダラダラに
なりました。 思ったより辛い。でも、屋上からの眺めは、素晴らし
く、パリの街が一望できます。
汗をかいたので、シャンゼリゼのカフェで、お茶を楽しみました。で
もカフェオレとサンドイッチを注文しただけなのに思ったより高い。
「ガリバー」のハンバーガーとは、ずいぶん違う・・・・。
16:00近くなっていたので急いで、バトームッシュのディナーと
ロワール古城めぐりの予約をすませオペラ座−ギャルリーラファイエ
ット(デパート)などをぶらぶらしながら、ホテルへ。なかなかハー
ドな一日目でした。
               − つづく −
付  録 :  1F      =   27.5円
        カルネ2等   =   31F20S
        ルーブル美術館 =   27F
        凱旋門(階段) =   15F
        カフェオレ   =   19F
        サンドイッチ  =   22F
   私も「さん」つけないで下さいネ。      「砂の城」
#57 パリ日記C オランジュリー−サンジェルマン−  砂の城
#931/931 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/12  19:41  ( 66)
パリ日記C オランジュリー−サンジェルマン−etc 「砂の城
★内容
2日目。パリの朝は、けっして早くない。デパート、美術館などは、
早くても9:00にしか開きません。でも、旅行者にとっては、朝の
時間も貴重です。 ということで、この日は、早朝から入れるマドレ
ーヌ寺院(AM7:00〜)へ。8:00頃だったので、建物内には
信者?の方が、3名程いるだけでガランとしていました。寺院内の空
気は、ひんやりとして重く、それでいて清く澄んだ感じが伝わってき
ます。外観は、考えていたものよりはるかに大きく、52本のコリン
ト式柱は、パルテノンを想像させると同時に神聖さと重量感を伝えて
きます。
さて、オランジュリー美術館に行こうと外にでると寒い!「え!雨」
しかたなく、その場で様子を見るがいっこうに止む気配がない。濡れ
て風邪をひいては、まずいと思い一度ホテルに戻り今度は、重装備で
いざ!出発。
オランジュリーは、そう大きな美術館ではないが、私たちの好きな印
象派の絵が豊富です。特に一番楽しみにしていたモネの「睡蓮」は、
すばらしかった。
外に出ると雨も止んでいたので、コンコルド広場を横目に見ながら、
オルセーに向かうがこれ以上、絵画は見たくなっかったので、そのま
まセーヌ沿いを散歩していると、大きなゴシックの教会を見つけまし
た。「あ!サン・ジェルマン・デ・プレ教会だ!!」パリで一番古い
教会にしては、あまり古さを感じないと思いながら、とにかく記念撮
影をすませた。なぜか観光客が一人もいない。違うのかな?と思いな
がらもまたぶらぶら散歩を続けると、完全に迷子になり、とりあえず
広い通りに出て地図で確認。「あれ?反対方向だ!!」結局先ほどの
教会は、サント・クロティルド教会という別に有名でもない教会でし
た。それにしてもすごく立派な教会だった・・・。(パリには、この
手の教会は、ごろごろある。)
再び、本物のサン・ジェルマン・デ・プレ教会目指してぶらぶら。こ
こらで、お腹がすいたので「ドゥ・マゴ」という有名なカフェで、腹
ごしらえ。教会は、やはり古く外観も近づいてみるとかなり傷みがは
げしく、教会内もかなり狭い。16:00近かったので、急いでノー
トルダム寺院に向い屋上に登る入口(建物の外にある。正面の左)に
行くが20人ほど並んでいたので、この日は、あきらめすぐに、コン
シェルジェリーにいきました。入口で、びっくりしたのは、警察官に
よるボディチェックと手荷物チェックをしないと入れないことです。
ここは、裁判所の一部になっているからしかたないのでしょうが・・
コンシェルジェリーは、ルイ16世とマリーアントワネット達が、幽
閉されていた場所です。建物内は、博物館のようになっていましたが
ここの、空気には異質なものを感じました。去年はじめてパリに来た
ときに感じたものとよく似たもののような・・・・。
この日は、サントシャペル教会にも行く予定で、ろまねこさんのアド
バイス通り双眼鏡まで、持ってきたのですが、結局、入場時間に間に
合わず、このままポンピドー−フォラム・デ・アルに行きました。
観光ガイドなどで、いろいろ書いていたので、一見の価値あり!っと
判断していましたが、治安が悪く、汚れた地区の印象だけが私たちの
なかに残りました。
この日は、ちょっと歩きすぎたみたいで、2人ともドロドロで、ホテ
ルに、戻りました。
             − つづく −
付  録 :
    マドレーヌ寺院       =    無料
    オランジュリー美術館    =    23F
    サン・ジェルマン・デ・プレ =    無料
    コンシェルジェリー     =    23F
 うまく書くのってむずかしい!!迷惑かけます。 「砂の城」
#56 パリ日記Dロワール古城めぐり          砂の城
#937/937 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/15   9:58  ( 73)
パリ日記D  ロワール古城めぐり   「砂の城」
★内容
3日目。この日は、日曜日。しかも、旅行の中日でもあるので、休養を
かねて、のんびりとバス旅行をしました。
7:00にチュイルリー公園沿いのパリビジョン社前に集合し、手続き
後、7:30出発です。ツアーは、日本人ガイド付きだったので、当然
日本人ばかりです。でも、旅の初級者としては、日本人の団体の中に入
るとやはり安心しますね・・・。
私たちの訪れた城は、「シャンボール城」「シュヴェルニー城」「シュ
ノンソー城」の3つです。  シャンボール城へは、パリ市内から約3
時間で到着しました。 「うわー!大きい!」っというのが第一印象で
す。訪れてはじめてわかったのですが、日本で、よくシャンボール城を
つかったCMやポスターなどを見ますが、これは、すべてお城を裏側か
ら写したものだったのです。ただ、表は、もっと美しいかというとそう
でもなく、やはり裏から見たほうがすばらしいのです。つまり、裏側か
ら見ると大きな4つの塔がバランスよく見えるからです。この城は、フ
ランソワ1世が、狩猟用としてつくらせたものです。おもわず「おい!
おい!」っと言いたくなるほど立派。ただし、城内は、ガランとして、
特に家具類はありません。家具は、主が他の城に移動するとき、一緒に
もって行くからだそうです。また、この城で、有名なのが「階段」。こ
の階段は、2重螺旋階段で、2本の螺旋階段が、重なっている。(説明
になっていない。スイマセン)この原案は、ダヴィンチといわれている
そうですが、確かでは、ないそうです。団体行動だったので自由時間が
少なくてじっくり見ることが、できないのがちょっと残念です。でも、
あまり見るところもないみたい。螺旋階段の頂上まで、奥さんと登って
みましたがゼイゼイ言いながら登る価値は、ありませんでした。
シャンボールから1時間程移動するとシュヴェルニー城に着きました。
この城は、左右対称の端正な城。お城という感じでは、ありません。で
も、城内には、家具類が残っており一見の価値有り。特に壁紙・・いゃ
壁革は、なかなかすばらしい。また、この城は、猟犬が100匹くらい
飼われているが、暑さのため、小屋の奥で、お休みでした。
最後にシュノンソー城です。この城は、色恋沙汰が、多くて知られてい
ますが、どの城も多かれ少なかれ・・・・。
シュノンソーは、門を入るとプラタナスの並木道が続きそこを抜けると
お城があります。そのお城も正面から見たものと、横から見たものとで
は、ずいぶん感じが違います。お城の大半は、ロワールの支流シェール
川の上に建てられています。あと、庭がすてきでした。
16:00にロワールを離れパリに戻ったのは、19:00を少し回っ
ていました。前の2日間、かなり欲張って観光したので、古城めぐりは
いい骨休みになりました。チュイルリー公園で解散しましたが、奥さん
とまだ元気が残っていたので、パレロワイヤルを散歩しながら、ホテル
に戻ることにしました。しかし、パレロワイヤルを抜けた辺りからまた
しても迷子になり、地図かたてにうろうろしていると、「え!!まわり
の様子がおかしい!」通りから建物に入る入口に下着姿の女が、あちこ
ち。通りを歩く男達も商品を物色する目つき。そうです、サンドニ門に
来ていたのです。20:00を少し回っていましたが、辺りは、昼間の
明るさだったので、大丈夫でした。 奥さんは、かなりおびえていまし
た。不注意でした・・・。
夕食は、簡単にファーストフードにしました。さすが、安い!!。
               − つづく −
付  録 :
   ファーストフード
       ハンバーガー    =     7.2F
       チーズバーガー   =     8.3F
       サラダ(大)    =    16.8F
       スプライト     =     8.5F
    ただし、サラダは、くず野菜でした。
   7/29  パリの日の出、日の入り時刻
        日の出  6:22
        日の入り 21:31 とTVで言ってました。
   パリビジョンのロワール古城めぐり(昼食付き)
       1人   =   695F
     (ツアーのOPを利用すると1000Fです。)
 ロワールは、ろまねこさんとまわりたかった・・「砂の城」
#55 パリ日記E ショッピング            砂の城
#944/949 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/20  20:55  ( 30)
パリ日記E ショッピング         「砂の城」
★内容
朝から奥さんは、元気・元気!! さっそく9:00に某専門店に
着きましたが、開いてない・・・。ガイドブックを見るとオープン
は、10:00。「ちょっと!ちょっと!!」奥さんろくに下調べ
してない・・・。(^_^;)
しかたなく、近くのベンチでスケジュールの確認をしながらボーッ
と10:00まで、待って再び、お店にへ行きましたが、まだ開い
てない。フランス人は、時間にルーズなんだなぁーっと思いながら
店内をのぞくと、なにやら張紙がしています。フランス語なので、
分かりにくいけれど、7・8月は、お休み・・・・
「ちょっと!ちょっと!!」奥さんに責任はないけれど・・・・。
そうなんですョね。フランスでは、7・8月バケーションで、ずっ
と休みなんて、めずらしくもないんですよネ。
とりあえず、数軒程まわり、エルメスでスカーフを買ったのですが
値段が、1020Fだったのです。つまり、免税は、1200Fか
らだから、免税手続きができないのです。何か安いものを買ったら
と思い店内を見回しても安いものなど見あたらない。結局、手続き
できませんでした。もし、この商品が1200Fだったとしても、
15%の免税があるので、1F=¥28で計算すると同じ金額にな
るのです。¥5000損した気分です。
のどが乾いたので、パリ三越へ行きました。ここの3Fには、冷水
機が置いてあるからです。冷たい水。しかも無料です。自分達の買
物以外は、パリ三越で、まとめ買いをしました。免税手続きなど、
とても簡単で、しかもその場で、免税してもらえます。昨年も、こ
こで、買物をしましたが、日本人店員が、かなり増えています。こ
の傾向は、他でも見られ、日本語を話すフランス人も増えたように
思えました。いかに日本人がお金をおとしていくかが、よくわかり
ます。(もちろん私たち夫婦も、いいカモ。)
とにかく、奥さんに振り回された一日でした。 「砂の城」
#54 パリ日記Fオルセー、バトームッシュ、etc   砂の城
#961/963 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/24  22:49  ( 54)
パリ日記F オルセー、バトームッシュ、etc 「砂の城」
★内容
今日は、ヴェルサイユ−アンバリットを予定していたのですが
これまでに、予定して見る時間がとれなかった所が、数カ所あ
ったので、今回のヴェルサイユ(大・小トリアノン)は、おあ
ずけとしました。
メトロで、フランクリン・D・ルーズベルトまで、行き、のん
びりクレマンソー広場−グランパレ−プチ・グランパレ−アレ
クサンドル3世橋−オルセー美術館へと散歩しました。急げば
20分くらいの距離を2時間近くかけてゆっくり歩きました。
パリは、のんびり散歩するのにぴったりの街です。
10:00オルセー美術館に着き、ほとんど待ち時間なく中に
入れました。ここも、ルーブル同様で、あまりにも有名な作品
が、あまりにも多く、かなりしぼりこんで見てまわったつもり
ですが、神経が、ボロボロになりました。 当分の間、絵画は
、見たくありません。
バスで、シテ島まで移動し、再び塔の登り口にいくと、誰も並
んでなかったので、急いで、入りました。ガリバーの7月号に
書いていましたが、ノートルダムは飛び降り自殺のが多いとの
ことで、飛び降り防止のためネットが張りめぐらされていたの
が、ちょっと残念です。それは、そうと初日に凱旋門に登って
ゼイゼイいっていましたが、ノートルダムは、もっときつく、
しかも、階段がむちゃくちゃ狭い。塔の上も狭く、人が多いと
身動きできないほどです。でも、やっぱり眺めは最高!!
次にサントシャペルに行きましたが、入口は、まるで空港です
。ここも、コンシェルジュリーと同じように、ボディーチェッ
クと手荷物検査。手荷物は、X線検査です。
教会内に入ると、4面すべてステンドグラス。すばらしい!の
一言につきますね。ろまねこさんの言った通り双眼鏡は、必需
品です。
18:00には、ホテルにもどり、ビシッ!!!っと正装して
今回の一番の目的、バトームッシュのディナーへ向かいました
。1年目の結婚記念日を祝うディナークルーズです。日没が、
遅いためライトアップした時間が、短かったのが、少し残念で
したが、パリ最後の夜を最高の思い出とともに過ごすことがで
きました。
  また、いつの日か・・・。
付  録:
      オルセー美術館    =
27F
            ノートルダム寺院   =    無料
       (塔に登る場合 23F)
      サントシャペル    =    27F
      バトームッシュ    =   500F
         (ディナー)
    次回が、最終回だョ!!        「砂の城」
#53 パリ日記G最終回 パリ−ロンドン−成田     砂の城
#976/976 ワールド「世界の旅」
★タイトル (XEH83411)  90/ 8/29  20:14  ( 53)
パリ日記G 最終回 パリ−ロンドン−成田  「砂の城」
★内容
いよいよ、帰る日が、やってきました。4:45Mコールで
たたき起こされ、ホテルをチェック・アウトしました。まだ
外は、真っ暗でした。 「うーん、帰りたくない!!」の気
持ちを引きずりながら、シャルル・ド・ゴールへ。
税関へ行き、免税手続きも無事終わり、さて荷物預けて、の
んびりしようかと、スーツケースの重量を見ると37キロ。
「そんなに!」たしかに、4、5キロオーバーしている気が
したけど・・・。あわてて、手荷物にするからと、恥もなく
その場で、スーツケースを開けて重そうな物をとりだしまし
た。再び、重さを計っても、30キロ・・。ダメかっと係の
おねーさん(本当は、おばさん)の顔をチラット見ると、「
まぬけな、日本人だ!今回だけは、許してやる!!」という
表情で、うなずきました。「ラッキー!!」っと、おねーさ
んの気の変わらない内に急いで、手続きをすませ、逃げるよ
うにその場を立ち去りました。(でも、絶対にそんなに重い
はずがない!っと思い、日本に帰って、計るときっちり20
キロです。フランスの重さの単位って何だろう???)
ロンドン(ガトウィク)に8:00に着き、14:00発の
バージンAIRに乗ります。 待ち時間が、6時間あったの
で本当は、ロンドン市内まで、行きたかったのですが、1つ
間違うと大変かな?という気持ちとツアー会社の人から「絶
対入国しないで下さい。」といわれたことがあり断念しまし
た。今、考えるともったいないことをした気持ちがします。
とりあえず無事、翌日の夜に福岡に到着しました。
  −感想−
2回目のフランスは、1回目に感じた「背筋が、ゾクゾクす
る感じ」は、ほとんど、ありませんでした。
1回目は、おいしいところだけをつまみ食いし、今回は、少
し、まずいところも食べたような気がします。
パリは、他の街にはない、独特の強い臭気を放っているよう
な、気がします。その臭気の虜になる者、それを無視する者
・・・・。 私の中にもかすかなその臭気が、染み着いてい
ます。 その、臭気につつまれたくなったら、また、来ます
パリへ・・・・・。
         −  FIN  −
付  録:  ヴェルサイユ情報
 今回は、時間の都合で、訪れることは、できませんでした
が、現地で、仕入れた情報によりますと、個人で、行っても
入場は、できたそうです。(7月中旬)ただ、かなり並ぶこ
とを覚悟しなければ、いけないようです。また、昼休みには
入れてもらえないとのことなので、時間帯に注意が必要。
源氏さん>あまり参考になりませんが、以上です。
何か聞きたいことのある方はMSG下さい。長々とだらしな
い日記になってしまいましたが、少しでも、みんなの参考に
なれば、幸いです。           「砂の城」