子連れ旅 IN HAWAII    2回目   

憧れの到着編

 定刻を30分ほど遅れて飛行機はホノルルへ到着しました。朝早いせいか少し肌寒い。心配していた飛行機を無事クリアしたことで、妻と私にはホットすると同時にドッと疲れが押し寄せてきました。しかし、我々はそのままカウアイ島へ向かわなければなりません。ここで一息つくにはまだ早すぎます。私は国内線を探すため右往左往し、ようやく国内のカウンターへたどり着きました。再びチェックインをし、大きな荷物が無くなったところで、子供たちのオムツ交換タイム。我が家の子供はこの時点で2人ともオムツをしていました。旅先ではなかなかのんびりオムツ交換できないし品質的にも、パンツタイプの方が絶対便利ですね。我々は往復の分と、夜の分は日本から使い慣れているパンツオムツを持参していました。しかしすべてを持参するとオムツのためにスーツケースがもうひとつ必要になるので、昼間の分は現地調達しようと決めていたのです。


 ところで、その荷物ですが、子連れ旅では、どうしても荷物が多くなります。しかし、これも、あれもと用意すると移動中に子供の手を引けない状態になることを考えなければなりません。我々は大型スーツケース1つと私と妻の背中にデイパ、これだけに納めました。それとB型ベビーカーも持参しました。グアムへ行った際、荷物になると考へ、だっこ紐だけにしたが、これが大失敗だったからです。その経験からベビーカーは子連れ旅の必須アイテムである私は言い切ります。



 無事搭乗ゲートへ着き、やっと一息。今度のフライトは明るい時間に離陸するので子供も機内から景色が見えて大喜びしました。あっという間にカウアイ島に到着。空港を出てすぐレンタカーのカウンターへ向かいました。久しぶりの左ハンドルにしばらくとまどうものの、カウアイ島の交通量は少ないし、迷うほど複雑な道でもありません。難なくコンドミニアムへ到着しました。そこは正面がずっとビーチになっているのですが、恐ろしく波が高い。これでは子供と水遊びといった雰囲気ではありません。まあ、別のビーチで泳げばいいし、波の音が聞こえるくらいの方が、部屋で過ごす時に、「海だっ!」「夏だっ!」「バカンスしてる!」って気分が味わえていいですね。さて、チェックインとも思ったのですが、時計は昼前、チョット早く着きすぎたみたい。パーキング横に管理オフィスらしき物があったので、覗いて見るけど、誰もいません。まあ、荷物があっても車だから苦にならないし、どちらにしても買い出しも必要なので、食事をかねて近くのショッピングモールへ向かうことにしました。


 最近では日本でも大型スーパーは珍しくもないけど、陳列しているもののサイズはやはりデカイ。スーパーで買い物するのがその国の物価を知るのにてっとり早いですね。それになんと言っても楽しい。2、3日分の食料を買い込みコンドミニアムへ戻りました。時計を見るとそれでもまだ早すぎる。管理オフィスもやはり空です。妻がチョット部屋を見てくると言うので、子供と私は車で待機していました。日本を出る前から部屋の番号もわかっていました。妻がにニコニコしながら戻ってきます。部屋には鍵がかかってないし、カウンターに鍵がおいてあったと言うのです。「なんだよ勝手にはいれってことかよ」ってな具合ですね。このあたりが日本と違うところでしょうか。そそくさと子供と荷物を部屋に運び込みました。ここで、本当に出発してからホッと一息。では、いつもの昼寝といきますか。子供がいるからと言うわけではなく、夫婦だけで旅行をしていた時も、何故か海外旅行をしている間、私たちはよく眠ります。海外に出ると寝る時間を惜しんで遊び回る方もいますが、我々にはとても真似できない。そんなパワーもバイタリティーもないし、睡眠不足になるとかりかりして喧嘩になりやすいことを過去の旅から学習したからです。せっかくの旅行なので喧嘩は避けたいじゃないですか。目が覚めるともうすっかり夜になっていました・・。

                                   つづく