子連れ旅 IN BIGISLAND 1日目   

2005.8.21

 早朝4時前、少しでも手荷物を少なくするために、妻の化粧が終わるのを『お座り』してじっと待つ。どうしてこんなに化粧品が必要なのか?といつも思うが、ボクは決して口には出さない。 「いいよ」の一言で、ボクは最後の作業に取りかかった。当たり前だが、スーツケースには鍵がついている。しかし、ここ数年、特にアメリカへの出入国の際には、決して鍵をしてはならないのだ。もし、鍵をかけていたら、スーツケースを壊されても文句が言えないとなっている。だから、ベルトはするが、鍵はかけずにスーツケース2つを車に放り込むと、暗いうちに自宅を出発した。  国際線は、成田を21時離陸するのだが、何せ福岡からなので、早く出るしかない。本来なら福岡から羽田に降りて成田まで移動すればこんな早起きの必要もないのだが、羽田から成田への移動が面倒だし、移動する交通費も馬鹿にならない。だから我が家では、成田空港を利用する時は1日1往復しか無い福岡―成田便を愛用する。  

 国際線側の駐車場「サイドパーキング」に車をあずけ、国内線側へ送迎してもらう。7時20分定刻で成田へ出発し9時には成田空港へ到着。だから、乗り継ぎまで、12時間もあるのだ。
▲アタックNo.1を熱唱する娘
空港内でゆっくり朝食をとり、バスで成田駅近くのジャスコに向かった。妻と娘は、日頃できないからとネイルアート屋さんで爪のお手入れ。息子と2人でぶらぶらと歩き回るがこれといって欲しいものも無い。いつも通り男2人は女2人の用事が済むのをおとなしく待つしかなかった。
とてもウィンドショッピングだけでは時間を持て余すので、昼食の後、カラオケ屋に飛び込んだ。
妻と子供は元気だが、神経質な僕は睡眠不足。この後、機内でもほとんど眠れないことが経験上わかっていたので、持参した耳栓をしてソファーでひたすら仮眠をとることにした。


 ボチボチ戻ろうと外に出ると既に薄暗くなっている。なんだが1日をとてもムダに過ごしたようなきがするが、今から飛行機にのれば、この時間は総てリセットされ、朝の9時半に戻ってしまう。もちろん、得した分、帰りは1日をどこかに落として来たような損をした気にはなるのだが・・・。

▲それでは「行ってきま〜す!」 ▲やっと着いたぞォ〜!