子連れ旅 IN BIGISLAND 2日目      home

2005.8.21 続き

 到着ロビーを出ると、外には灼熱の太陽が昇っている。陽射がピリピリと肌を刺す。僕と息子は肌が弱いので、紫外線を浴びすぎると湿疹が出る体質。だから、急いで日陰に駆け込んだ。予約しているレンタカー会社(ダラー)のピックアップバスを見つけて乗り込み、オフィスへ向かった。子供たちにスーツケースの見張りをさせ、妻にバウチャー(予約票)を渡し、僕は役に立ちそうな情報が無いか事務所内を物色した。パンフレットの棚のよこには、フリードリンクとしてコナコーヒーのポットがおいてある。飛行機のまずいコーヒーはなるべく飲まないようにしていたので、コーヒー好きなボクとしては、一杯いただかなければなるまい。小さな紙コップにジョボジョボを注ぐと、バニラの香りが鼻をついた。「なんだ、フレーバーコーヒーじゃん」ちょっとガッカリしたが、まあ、無料でコナ100%を期待するほうが間違っているかぁ。一口のんで、残りは妻に渡した。

 ハワイならやはりオープンカーがイイ!そんなことは分かっている!でも僕らにはそんな余裕は無い!だからエコノミーカーが僕らをむかえてくれた。スーツケースが2つ放り込め、ドアが4枚とエアコンさえあれば、コンパクトカーで十分。レンタカー会社だってエイビスやハーツ、日本レンタはちょっと高いので、アラモやダラーあたりのローカルを選ぶ。 エンジンをかけ、エアコンをガンガンに効かせて、スタートだ。久々の左ハンドルだが、ホノルルなどと違い交通量は本当に少ない。空港を出るとスグに目的のキングスショップスに進路をとった。

1ポイントアドバイス 
通常レンタカーはオフィスに返すので、オフィスの場所と近くにガソリンスタンドがあるかをチェックしておきましょう。それと、予約した車ともしも違う車が用意されていたら、(もちろんデラックスならよいが)必ず文句を言うこと。それと不必要だと思う保険はNO!とことわりましょう。

 いつも通り、飛行機ではほとんど眠れなかったので、目はチカチカ、頭はボーっとしている。だが、1時間も走らないうちにワイコロア・ビーチ・リゾート内にあるキングスショップスに到着しあた。妻と娘はヴィトンへボクと息子はウクレレハウスは向かった。ちょうど日本人の店員さんがいたので、いろいろと相談してみる。その結果、予算よりも少し高くなったがGストリングスのコンサートタイプのウクレレを買う事にした。


▲キングスショップスゲート ▲購入したウクレレ


 スターバックスで妻達と合流し、戦利品を確認しあう。妻は、ヴィトンで財布とバッグを買っていた。目的をはたしたので、とりあえず宿へ向かうことにする。僕らの旅のスタイルは、あくまでものんびり過ごすことなので、睡眠不足のままウロウロしたくはない。出来れば少し早めにチャックインして部屋でお昼寝をしたいところだ。

 宿泊はカイルア・コナから5キロほど南下したホワイト・サンド・ビーチが目の前にあるコンドミニアムで、その名もホワイトサンドビレッジ。ココはインターネットで探したコンド。部屋から海が見えて、テニスコートがある。僕らのようなファミリーにはちょうどいい。

1ポイントアドバイス 
日本の旅行代理店などでは、おひとり○○円ということになると、いくら子供料金の設定があっても、ファミリーにはつらい。だから、一部屋いくらで借りる部屋貸しがオススメ。同じコンドでも代理店経由とネットで直接ならネットの方が絶対安いぞ。

 ちなみにもう少し安い部屋もあったが、妻が海の見える部屋がイイ!というので、ちょいと高くなった。それでも、6泊で税込10万円以内。部屋も2ベッド2バスルームなので、広々としている。ホワイトサンドビレッジ
 コンドに着くと、とりあえず部屋のドアを引っ張ってみた。当然カギがかかっている。予約の際、メールでカギの番号と言うのが書いていたので、ドアの上に変なボックスがある。なるほどこれかぁと、そのダイヤルをあわすが、まったく開く気配がない。右に回しても左に回してもダメ。押しても引いてもダメ。駐車場の脇にもポストのようなものがあったので、おりてみるがこれも違う。痺れを切らした妻が、庭の手入れをしていた人を見つけると「オフィスに行け」という。オフィスに行くとすんなりとチェックインの手続きをして、カギをくれた。「なんだよぉ!そんならカギの番号とか書くな!」と言いたいが受付のおばちゃんに言っても仕方ないんだろう。

 部屋のドアを開け、中に入る。まあまあイイジャン。ダブルベッドの寝室を妻と娘に占拠されたので、息子と僕はツインの部屋。納戸をあけると、ゴザやボディーボード、浮き袋などがある。もちろんこれは使っていいということだ。そう言えば、キッチン横にカギのかかった納戸があった。あれはダイヤル式だったはず。まさか・・と思い例の番号をあわせると、・・・開いた。 「なんだよぉ!」
 中からはCDやドリンク、双眼鏡、その他モロモロが出てきた。嬉しい便利グッズも沢山あるので、すぐに怒りはおさまった。 広いラナイに出るとテーブルと椅子それに何故かベッドがある。荷物は妻に任せて僕はそのベッドでお昼ねすることにした。


                        つづく